薪はいつ作る?冬になって慌てないための、梅雨から始める薪づくり

ʕ•ᴥ•ʔ 薪づくり

こんにちは!bluebearの薪ストーブ屋さんです。

梅雨の晴れ間、午前中は山へ玉切りに行き、午後からは薪場で薪割りをしました。

山の中の作業道を軽トラで上がり、切った原木を運び出す。薪場へ戻ったら、今度は薪割り機を動かし、割った薪を一本ずつ積んでいく。写真に写っている長い薪棚も、そんな作業を繰り返しながら少しずつ埋まってきました🌲

まだ薪ストーブを使わない季節なのに、なぜ今から薪を作っているのか。

それは、冬になってから木を切っても、すぐには良い薪として使えないからです。

木は、切っただけでは燃料になりません

山から運び出したばかりの木には、たくさんの水分が含まれています。そのまま薪ストーブに入れると、火の熱がまず木の中の水分を蒸発させるために使われ、ストーブの温度が上がりにくくなります。

「なかなか火が育たない」
「煙が多い」
「ガラスがすぐ黒くなる」
「煙突にススが付きやすい」

そんな悩みの原因が、薪の乾燥不足であることも少なくありません。

良い薪を作るには、原木を薪ストーブに入る長さへ玉切りし、割って、風通しの良い場所でしっかり乾燥させる必要があります。燃やすときの含水率は20%未満がひとつの目安。乾燥期間は樹種や薪の太さ、保管場所によって変わりますが、少なくとも半年ほど、広葉樹では1年程度を見込んだ方がよい場合もあります。

つまり、寒くなってから薪を準備し始めるのでは遅いこともあるんです。

梅雨時期に割った薪が必ず次の冬に間に合うとは限りませんが、早く割って風に当て始めるほど、乾燥の時間を長く確保できます。今シーズンだけでなく、その先の冬まで見据えて少しずつ作っておくことが、薪不足を防ぐ一番の近道です。

薪を早く乾かすために大切なこと

薪は、原木のまま置いておくより、割って断面を増やした方が乾きやすくなります。割ったあとは地面へ直接置かず、下からも空気が通る薪棚へ。雨を防ぐために上部は覆いながら、側面は塞がず、風の通り道を残すのが基本です。

梅雨は雨が多いので、「この時期に薪を作っても乾かないのでは?」と思うかもしれません。

たしかに、湿度の高い日が続けば乾燥はゆっくりです。それでも、原木を割らないまま置いておくより、今のうちに玉切りと薪割りを済ませ、風が通る状態にしておくことには意味があります。梅雨が明ければ、夏の日差しと風を受けながら乾燥が進んでいきます。

薪づくりでは、割った本数だけでなく、どこで、どのように乾かすかも大切です。

薪ストーブを検討するときは、本体や煙突だけではなく、必要な薪の量、薪棚を置く場所、乾燥期間まで一緒に考えておくと、導入後の暮らしがぐっと安心になります。

作れば作るほど、冬の安心が増えていく

薪って、自分で作ることのできるエネルギーなんです。

木を切り、玉切りし、割り、乾燥させる。手間も時間もかかりますが、自分の手を動かした分だけ、薪棚に冬の暖かさが積み上がっていきます。

もちろん、すべての薪を自分で用意しなくても大丈夫です。購入した薪と組み合わせたり、無理のない量だけ自分で作ったりする方法もあります。

大切なのは、電気や石油だけに暮らしの暖かさを預けるのではなく、地域にある木を、もうひとつのエネルギーとして使えること。その選択肢があるだけでも、予期しない停電や災害、燃料価格の変化に対する安心は少し大きくなります。

薪棚を眺めながら、

「これだけあれば、次の冬も暖かく過ごせるな」

と思えること。
それも、薪ストーブのある暮らしの魅力です。

午前は山で玉切り。午後は薪場で薪割り。体はしっかり疲れますが、積み上がった薪を見ると、今日も暮らしの安心をひとつ作れたような気がします。

作れば作るほど、安心が増える。
そう思うと、薪づくりは本当に楽しいんです🔥

薪づくりや必要量も、導入前からご相談ください

薪ストーブを使ってみたいけれど、

「薪はどのくらい必要?」
「自分で作らないといけない?」
「薪棚はどこに置けばいい?」
「今から準備して間に合う?」

そんな不安を感じている方も多いと思います。

bluebearの薪ストーブ屋さんでは、薪ストーブ本体の設置だけでなく、薪の準備や乾燥、保管方法、導入後のメンテナンスまで含めてご相談を受けています。

薪ストーブは、設置して終わりではありません。
冬の暖かさを、ながく安心して楽しめるように。その先の暮らしまで一緒に考えていきます。


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