【梅雨のカビ対策に薪ストーブ?】湿気あるあるから考える、家の空気をカラリと整える話

(ᵔᴥᵔ) 梅雨が到来しましたね・・!

こんにちは!bluebearの薪ストーブ屋さんです。

津和野で暮らしていると、梅雨時期にはこんなあるある話が・・・。

それは、

「革製品、すぐカビるよね……」

という話です。

革靴、革のバッグ、ベルト、財布。
気づいたら白っぽくカビが出ていたり、押し入れの中がなんとなく湿っぽかったり。
津和野のように山に囲まれた地域では、梅雨の湿気が本当にすごいんです。

「なんだか家の空気が重たい」
「部屋干しの洗濯物が乾かない」
「押し入れやクローゼットが心配」
「カビのにおいが気になる」

そんな梅雨の悩み、ありませんか?

今回は、カビが生える仕組みを少し整理しながら、薪ストーブ屋さんとして「梅雨時期に薪ストーブを焚くこと」がどう湿気対策につながるのかをお話ししてみます。

そもそも、カビが生えると何が問題なのか?

カビは、ただ見た目が悪いだけではありません。

カビが生えると、まず困るのは大切なものを傷めてしまうことです。革製品、衣類、木製家具、本、畳、壁紙などは、湿気がこもるとカビが出やすくなります。一度カビが生えると、においが残ったり、素材が傷んだり、きれいに落とすのが大変になることもあります。

そしてもうひとつ気をつけたいのが、暮らしの空気です。カビが増えると、胞子が室内に広がりやすくなります。人によっては、アレルギーや鼻・喉の違和感につながることもあります。

つまりカビ対策は、単に「掃除が面倒だから」という話ではなく、家を守ること、持ち物を守ること、そして家族が気持ちよく過ごす空気を守ることでもあるんです。

カビが生えやすい条件は「湿度・温度・栄養・空気」

カビが生えやすい条件は、大きく分けると「湿度」「温度」「栄養」「空気」です。

なかでも家庭で一番コントロールしやすく、なおかつ一番大きく影響するのが湿度です。一般的に、カビは湿度が高い環境で増えやすくなります。特に梅雨時期のように、気温が上がり、雨が続き、家の中に湿気がこもる時期は注意が必要です。

さらに、カビはホコリや皮脂汚れ、食べかす、木材、紙、布、革なども栄養にします。だから、浴室やキッチンだけでなく、押し入れ、クローゼット、下駄箱、家具の裏、窓まわり、カーテン、革製品にも出やすいんですね。

津和野の「革製品がすぐカビる」というあるあるも、湿気が多い環境に、革というカビの栄養になりやすい素材が組み合わさって起きていると考えると、とても納得できます。

なぜ薪ストーブが梅雨の湿気対策になるのか?

では、薪ストーブはなぜカビ対策に役立つのでしょうか。

ポイントは、薪ストーブが室内の空気を暖め、さらに空気の流れを生み出すことです。

カビ対策で大切なのは、湿気をこもらせないこと。家の中の空気が冷たく、動かず、湿ったままだと、押し入れや家具の裏、部屋のすみなどに湿気がたまりやすくなります。

薪ストーブを焚くと、ストーブ周辺からじんわり熱が広がります。空気が暖まり、家の中にゆるやかな対流が生まれます。そこで部屋のドアを開けておくと、湿った空気が一か所にこもりにくくなり、家全体の空気が動きやすくなります。

以前の記事でも、梅雨の雨の日にクッキング薪ストーブ「ドミノ8」を焚いたときの体感として、

「家全体の空気がカラリと整います」
「湿気で重く感じていた空気も、薪ストーブのおかげでスッと軽やかに」
「まさに天然の除湿器です」

と書きました。

これは、実際に暮らしの中で感じていることです。
もちろん、薪ストーブが除湿機のように水分をタンクに集めるわけではありません。ですが、熱と空気の流れによって、家の中の湿気っぽさが和らぎ、「空気が軽くなる」感覚があります。

特に古い家や古民家のように、家全体に湿気がこもりやすい住まいでは、この差がよく分かります。

梅雨に薪ストーブを焚くと暑くなりすぎない?

ここ、気になる方も多いと思います。

梅雨に薪ストーブ?暑すぎないの?

たしかに、冬のようにしっかり焚けば暑くなります。
でも、梅雨時期は薪の量を少なめにして、短時間だけ焚くのがおすすめです。

我が家でも、雨が続いて家の空気がジメッとするときは、少しだけ火を入れることがあります。全部の部屋のドアを開けて、湿気がこもっている奥の部屋まで空気が動くようにします。

すると、部屋の温度は少し上がりますが、それ以上に「湿気っぽさが抜ける気持ちよさ」があります。

もちろん、真夏のような暑い日に無理して焚く必要はありません。
でも、梅雨時期には「雨で肌寒い日」「家の中がジメジメする日」「洗濯物が乾かない日」がありますよね。

そんな日は、薪ストーブがちょうどいい仕事をしてくれることがあります。

薪ストーブは、冬だけの道具ではありません

薪ストーブというと、どうしても冬の暖房というイメージが強いと思います。

でも実際に暮らしの中で使っていると、薪ストーブは冬だけの道具ではありません。

梅雨の湿気が気になる日。
雨が続いて肌寒い日。
家の空気がなんとなく重たい日。
洗濯物が乾かない日。

そんな日に、少しだけ火を入れる。
家の中の空気が動き、湿気がやわらぎ、気持ちまで少し軽くなる。

薪ストーブには、そんな使い方もあります。

津和野のように湿気が多く、古い家や木の家も多い地域だからこそ、薪ストーブの良さは冬以外にも感じられるのだと思います。

カビ対策としても、暮らしの気持ちよさとしても、
「梅雨に薪ストーブを焚く」という選択肢。

ちょっと意外かもしれませんが、実際にやってみると、これがなかなか良いんです。


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